地図で見る政党の勢力の構造


=00総選挙=

自由民主党の得票(自民王国…)

08年現在では新潟の自民党は(05年の郵政解散でも民主等の善戦に見られるように)当時よりも弱体化している。



民主党(第二次)の得票(都市型政党としての得票の偏重)



民主党が強いのは首都圏のほか,地方中枢都市を含んだ県に限定される様子がよく分かる。
長野県は羽田氏のお膝元。
(静岡・三重は正確な得票率では自民に負けているので尚更)


自由党・公明党の得票(バランスが取れていた?新進党)
 
自由党と公明党の得票率の高い都道府県を色つけしてみた。自由党の強い東日本と公明党の強い西日本とにはっきりと分かれる。
上記では空白の長野は羽田氏,石川は奥田氏のお膝元であり,愛知県が旧民社王国だったことと併せるとバランスが取れていることが判る。
かの党の失敗の原因は,首都圏で(旧)民主党と競合して敗北したこと,公明党を比例で優遇したために比例で復活が出来ず求心力が衰えた事などか。
公明党が関西で,自由党が岩手で強いのは周知の事実だがこうはっきり出るのは何かあるのでしょうかね?(長崎は奥田・羽田氏が民主へ移ったのに対し西岡氏 が自由党に留まった為であろうから其れを除くと小沢支持=自由党支持が東日本に綺麗に偏っているのが判る)

社民党の得票(社民党の分裂の影響)

10.5%以上の得票した県はほぼ旧社会党県連が民主党に移行せず社民党に残った県に対応している。


=謝辞=
地図は 群馬大学社会情報学部の青木繁伸先生のMap of Japan Ver. 1.3という日本地図塗り分けツールを使わせていただきました。


倉 庫トップへ
 
政策総研へ
 
掲示板へ




inserted by FC2 system