利水・治水インデックスへ 政策総研トップへ
とはずがたりな掲示板へ
 同治水・利水スレへ

城原川(じょうばるがわ)ダム事業

九州地方整備局筑後川河川事務所佐賀庁舎のウェブサイトなどより作成
=概要=
 城原川は源を佐賀県神埼市脊振山(標高1,055m)に発し、佐賀平野を南流して佐賀市蓮池町において佐賀江川と合流し筑後川へ注ぐ支流で、その流 域面積(日出来橋上流域)は49.3k㎡、幹川流路延長31.9kmの河川です。城原川ダムは、城原川上流部付近に計画中のダムです。

河川特性 通水能力 横断面 治水対策の課題 個人的仕分け結果



■河川特性    



■通水能力    
昭和28年には大洪水…今頃昭和28年の"実績"を持ち出されてもねぇ。。
正直に近年はそんな洪水は起きていないと告白している。



ソース:佐賀県・城原川の河川整備についてQ&A参考資料より

■横断面    

最も流水能力の低い夫婦井樋橋付近とはどの辺だ?

その後の洪水の無さを幸いで片付けている一方,昭和28年の大洪水の実績(と敢えて呼ぼう)を錦の御旗にして金科玉条の如く掲げてるけど,S28年当時の戦後の山野の荒廃の可能性等はどうなのか?との疑問が発生する。

此に関しては以下のような資料があった。


→山野の荒廃だけではなく,実際の降雨量も凄かったようである

但し昭和28年といえば1953年で半世紀に一度以下の災害の為にどれだけカネ使えば良いのかという疑問は残る。

以下の様な資料もあり。

ソース:佐賀県・城原川の河川整備についてQ&Aより

だいぶ川は広くなったんですねぇ。30mから90mとは。。
災害復旧助成事業では川床を掘り下げる計画だったが何故か止まった為,330m^3/sは確保できずに終わったという事か。

■治水対策の具体的内容          
また上の夫婦井樋橋の図を見ると随分川底が掘り返す余地があるように見える。
其れに関しては普段は川底を掘り返し護岸を固め干潟を自然とも糞とも思ってない様な建設官僚どもがこんなこと↓をいってやがるw
>草堰の撤去による取水施設の統合と河川景観の変化
>干潟及び汽水環境の喪失




■個人的事業仕分け結果
水面より上部の掘削により330m^3/s確保すれば十分ちゃうけ。最大流量図を見ればこれで28年以外の全洪水阻止できるやんけ。
こちらにはどの位のカネが掛かるかって問題があるけど。
また草堰を除去すれば更に70m^3確保出来るようだが,最も通水能力が少ない箇所とかで重点的にやれば環境負荷も減らせるのではないか?


inserted by FC2 system