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利水・治水ニュース

<北海道>
奥沢ダム


奥沢ダム:小樽市、老朽化で廃止へ 上水道専用、道内で最古 /北海道
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110831ddlk01040217000c.html

 小樽市は30日、97年前に建造された道内で最も古い上水道専用の「奥沢ダム」を、廃止すると発表した。老朽化で堤防に陥没が見つかったためで、既に取水を停止した。取り壊すかどうかは未定という。

 奥沢ダムは1914年(大正3)に完成した。基礎基盤に土を盛り上げて築造したアースダムで、貯水量は42万3000立方メートル。08年には土木学会が土木遺産に認定した貴重な建造物だ。

 また、ダムのある奥沢水源地は、地元企業のCMで撮影に使われるなど市民の憩いの場にもなっており、85年には旧厚生省の「近代水道百選」に選ばれている。

 1日約4000立方メートルを供給し、市内水道水の8%を担っていたが、6月下旬から堤防を通って漏れる濁った水の量が増えてきた。市水道局が水位を下 げて調べたところ、堤防に直径約3メートル、深さ約1・4メートルの円すい状の陥没を発見。改修には数十億円の費用がかかり、水道水の供給は他水源でまか なえるため、廃止を決めた。

 市は堤防の一部を掘削して、ダムに流れ込む水を近くの川に合流させる計画。ダム全体は「市民の公共の場でもあり、できるだけ残したいが、今後協議していく」としている。水源地の一般公開は今月上旬から中止されている。【坂井友子】

毎日新聞 2011年8月31日 地方版

小樽:奥沢ダム、老朽化で廃止へ 上水道専用では道内最古
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110830hog00m040004000c.html

水位の下がった奥沢ダムで、陥没の状態を調べる市職員


 小樽市は30日、97年前に建造された道内で最も古い上水道専用の「奥沢ダム」を、廃止すると発表した。老朽化で堤防に陥没が見つかったためで、既に取水を停止した。取り壊すかどうかは未定という。

 奥沢ダムは1914年(大正3年)に完成した。基礎基盤に土を盛り上げて築造したアースダムで、貯水量は42万3000立方メートル。08年には土木学会が土木遺産に認定した貴重な建造物だ。

 また、ダムのある奥沢水源地は、地元企業のCMで撮影に使われるなど市民の憩いの場にもなっており、85年には旧厚生省の「近代水道百選」に選ばれている。

 1日約4000立方メートルを供給し、市内水道水の8%を担っていたが、6月下旬ごろから堤防を通って漏れる濁った水の量が増えてきた。市水道局が水位 を下げて調べたところ、堤防に直径約3メートル、深さ約1・4メートルの円すい状の陥没を発見。改修には数十億円の費用がかかり、水道水の供給は他水源で まかなえるため、廃止を決めたという。

 市は今後、堤防の一部を掘削して、ダムに流れ込む水を近くの川に合流させる計画。ダム全体は「市民の公共の場でもあり、できるだけ残したいが、今後協議していく」としている。水源地の一般公開は今月上旬から中止されている。【坂井友子】

毎日新聞 2011年8月30日 22時51分


<群馬県>
八ッ場ダム

<栃木県>
湯西川ダム

<茨城県>
霞ケ浦導水事業

<愛知県>
設楽ダム

長良川河口堰

木曽川水系連絡導水路の建設予定地。右は木曽川。左は長良川
(先月19日、岐阜県海津市で、本社ヘリから)
=中根新太郎撮影



木曽川水系連絡導水路の水の流れ
長良川河口堰 改めて環境調査 中部整備局
徳山ダム新導水路計画受け
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/071009_2.htm


  国土交通省中部地方整備局は、長良川河口堰(ぜき)(三重県桑名市)の水利用による環境への影響などを改めて調査するため、近く学識経験者による検討会を 設置する。同河口堰を巡っては、愛知県や名古屋市が徳山ダム(岐阜県揖斐川町)からの導水と一体的な利水を要望しており、堰建設当時に想定しなかった利水 が行われる可能性が出てきた。このため検討会では、取水する場所などによって、水質や生物にどんな影響が出るかを調査する。

 同河口堰は 毎秒22.5トンの開発水量が設定され、1995年7月に本格運用が始まった。しかし、愛知、三重県と名古屋市が利水を予定している大部分は未利用のまま で、実際に使用しているのは知多半島の水道水約2.9トンと三重県の水道水約0.8トンにとどまっている。残りは渇水時の使用や将来の需要増を見込んでい るものの、現時点では水を取水口まで引くための施設が設置されていない。


 水の需要が伸びない中、河口堰専用に新たな取水施設を 造るのは経済的負担が大きく困難だ。そこで愛知県と名古屋市は今年1月、徳山ダムの水を愛知県の都市用水や木曽川の渇水対策などに利用する「木曽川水系連 絡導水路」を活用し、河口堰の水も流せるよう同整備局に要望した。

 連絡導水路は、揖斐川町の揖斐川上流部から岐阜県坂祝町の木曽川まで 建設されるが、最大毎秒20トンの水の一部4・7トンを途中の岐阜市で長良川に流し、さらに堰上流部の同県海津市と羽島市の境界付近にも連絡導水路を設置 し木曽川に導く計画で、8月に東海3県と名古屋市などが合意。これまで木曽3川にそれぞれ流れていた水を、上流のダムも含め一体的に利用しようというもの だ。

 愛知県などは、この連絡導水路を活用して「河口堰の水」を利用したい意向だが、堰のすぐ上部で取水する建設当時の想定とは、条件が異なることになる。

  河口堰を巡っては、運用開始翌年の96年には、水不足が続き、岐阜県海津町(当時)の長良川から羽島市の木曽川間2.1キロに緊急導水管やポンプを仮設、 水を木曽川に流そうとしたほか、2005年にも同様の対策を検討したことがある。検討会は水理学や生物学の専門家ら数人の学識経験者で構成。河口堰の水を 取水するために木曽川まで導水する際に、水質や川にすむアユなどの生物に与える影響を調査する予定だ。
(2007年10月9日 読売新聞)




淀川水系
大戸(だいど)川ダム(大津市)
天ケ瀬ダム(京都府宇治市)
川上ダム(三重県伊賀市)
丹生(にう)ダム(滋賀県余呉町)


<佐賀県>
城原川ダム

<熊本県>
荒瀬ダム


長 良川 河口堰 改めて環境調査 中部整備局(2007年10月9日  読売新聞)
   木曽川水系連絡導水路の建設予定 地 木曽川水系連 絡導水路の水の流れ



霞ヶ浦導水事業 漁協が工事差し止めを求め提訴

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